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ID 115103
Author
藤沢, 有未絵
Keywords
メタボリックシンドローム
生活習慣
情報源
大学生
Content Type
Journal Article
Description
2008年度より糖尿病などの生活習慣病の有病者及び予備軍の減少という観点から40歳~74歳を対象に、メタボリックシンドロームの概念を導入した特定健診・特定保健指導が開始された。しかし、生活習慣病の予防は、若い年代からの取り組みが必要である。そこで、本研究では大学生のメタボリックシンドロームヘの認識やその情報源、生活習慣の実態を把握することを目的とし、実態調査を行った。結果、メタボリックシンドロームの学生への認知度は極めて高いということが分かった。情報源ではテレビ、新聞による情報発信が若者の知識普及に効果的であるため、CM等による情報提供や新聞のコラムによる広報を活用する事がよりいっそうの啓発活動に繋がると考えられる。また、メタボリックシンドロームに関する認識はあっても、関連付けて自己の生活習慣を見つめ直し、行動変容に結びつけようとしている大学生が少ない傾向があつた。生活習慣改善の意識では関心期・準備期の者が多く、実際に改善に取り組んでいる学生は少ない。よって、関心期・準備期の者へ積極的にアプローチしていくことが大学生の生活習慣の改善に効果的であり、また若者が好ましい生活習慣を確立するためには、知識の普及だけでなく、意識付け・動機付けに繋がるアプローチが必要であることが明確になった。
Journal Title
Journal of Shikoku Public Health Society
ISSN
02862964
NCID
AN00102110
Publisher
四国公衆衛生学会
Volume
54
Issue
1
Start Page
129
End Page
133
Published Date
2009-02
EDB ID
FullText File
language
jpn
TextVersion
Publisher
departments
Medical Sciences