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ID 119307
著者
キーワード
温度刺激検査
caloric test
半規管麻痺
canal paresis: CP
エアーカロリック検査
air caloric test
固視抑制検査
visual suppression test
両側前庭障害
bilateral vestibulopathy
加齢性前庭障害
presvyvestibulopathy
資料タイプ
学術雑誌論文
抄録
温度刺激検査は、末梢性前庭機能を評価できる代表的な平衡機能検査であり、左右の外側半規管の機能を個別に評価することができる。刺激方法には、冷温交互刺激検査、少量注水法およびエアーカロリック検査が行われている。評価方法は、電気眼振計(ENG)やVOG(video-oculogram)を用いて温度眼振を記録し、その最大緩徐相速度を求めて半規管機能を評価する。冷温交互刺激検査は温度刺激検査の国際標準法であるが、本邦では少量注水法も広く行われている。エアーカロリック検査は臨床検査技師も行うことができる。前庭神経炎、両側前庭機能障害および加齢性前庭障害の診断に必要な検査である。Visual suppression testは中枢性前庭機能を評価する方法であり、温度刺激検査の途中で温度眼振に対する固視抑制を行って評価する。
ISBN
9784865195828
掲載誌名
Monthly Book ENTONI
ISSN
13462067
cat書誌ID
AA11549586
出版者
全日本病院出版会
288
開始ページ
19
終了ページ
24
発行日
2023-09
EDB ID
フルテキストファイル
言語
jpn
著者版フラグ
著者版
部局
病院