ID 82678
タイトルヨミ
コウトウ キョウイク カイカク ノ ソウゴ コウイ ブンセキ : ビデオ エスノグラフィー ケンキュウ ノ ネライ ト コウガクブ トシ コウガク エンシュウ ノ ジッサイ
タイトル別表記
Interaction analysis of higher education reform : An video-based-ethnography of practice-type-lessons for engineering
著者
岡田, 光弘 国際基督教大学
五十嵐, 素子 光陵女子短期大学
宮崎, 彩子 大阪医科大学
出口, 寛文 大阪医科大学
真鍋, 陸太郎 東京大学
藤崎, 和彦 岐阜大学
北村, 隆憲 東海大学
高山, 智子 国立がんセンター
太田, 能 神戸大学
寺嶋, 吉保 徳島大学
阿部, 智恵子 石川県立看護大学
島田, 昭仁 東京大学
小泉, 秀樹 東京大学
キーワード
高等教育改革
PBLチュートリアル
フィールドワーク
エスノメソドロジー
資料タイプ
紀要論文
抄録
ビデオエスノグラフィーは、当事者的知識を十分に摂取しながら行うビデオ分析であり、我々は
この方法で、高等教育改革の現場を研究した。生涯学習社会の到来を受けて、日本の高等教育は現在第
2 次世界大戦直後以来の改革期にある。すなわち、「知識」より「生涯学習能力」の獲得を志向した、
自発性を尊重するような様々な取り組みがなされ始めている。この高等教育の現場に対し、ワークプレ
ース研究を行った。B大学工学部都市工学演習α班を分析対象とした調査の結果、①演習の課題解釈に
は「従来の指標の相対化の要求の程度」を巡って2つの解釈があり得たこと、②班内にはその2種類の
解釈に対応した葛藤・対立的相互行為が存在したこと、③にもかかわらず、班内葛藤を生きる当事者が
ともに専門性(「都市工学」)を志向していたこと、④したがって、課題理解のいかんにかかわらず、
班活動の全体が「都市工学演習」と呼び得るものになっていたこと、⑤その一方で、最終審査会場(ジ
ュリー)ではこの2重性が十分レリバントなものとして浮かび上がって来ていなかったこと、これらの
ことがわかった。諸結果を総合すると、学生の自主的活動を尊重するタイプの、新しい学習方法の吟味・
評価のためには、学生によるその方法の実践状況の分析が有意義であるだろうこと、また、それは、場
合によっては教員の評価のパラダイムを変える力を持つだろうことなどが予測された。なお、本報告は、
文科省科学研究費補助金「高等教育改革のコミュニケーション分析-現場における文化変容の質的検討
-」(基盤研究(B)、 課題番号 18330105、研究代表者:樫田美雄)ほかによる研究成果
の一部である。
掲載誌名
大学教育研究ジャーナル
ISSN
18811256
cat書誌ID
AA1199130X
5
開始ページ
93
終了ページ
104
並び順
93
発行日
2008-03
フルテキストファイル
言語
jpn
部局
医学系
総合科学系