直近一年間の累計
アクセス数 : ?
ダウンロード数 : ?
ID 117493
著者
高田, 克彦 秋田県立大学
栄花, 茂 日本北方圏域文化研究会
資料タイプ
学術雑誌論文
抄録
イチョウは人が植栽・管理することによって生きてきた樹種であり,人の手によって分布が拡大してきた。イチョウは13~14世紀に中国大陸から日本に伝来し,全国に広がっていったと考えられるが,その詳細は不明な点が多い。しかし,DNA分析からイチョウの移動の歴史をある程度浮かび上がらせることができる。東北地方は日本の中で特に巨樹イチョウが多く,それらは同一のDNAタイプである。一方,北海道は巨樹イチョウに乏しく,DNAは多様性に高く,それらは開拓者の出身地域と対応する。
掲載誌名
遺伝 : 生物の科学
ISSN
03870022
cat書誌ID
AN00015468
出版者
エヌ・ティー・エス
74
5
開始ページ
528
終了ページ
532
発行日
2020-09
EDB ID
フルテキストファイル
言語
jpn
著者版フラグ
出版社版
部局
生物資源系