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ID 112906
タイトル別表記
Dialect of Naruto City, Tokushima, Japan
著者
峪口, 有香子 徳島大学
久保, 博雅 徳島大学
坂田, 千春 徳島大学
方言班(徳島県方言学会)
キーワード
下郡方言
伝統的音韻
大阪方言化
古語の残存
民族説話
資料タイプ
学術雑誌論文
抄録
鳴門市の方言の音声上の特徴として,シェ[ʃe]・ジェ[ʒe],長音・短音化,[s]と[h]の交替が挙げられ,代表的な徳島方言あるいは下郡方言(後述)の特徴がみられる。その一方で,カ行・ガ行合拗音クヮ[kwa]・グヮ[gwa]は今回の談話内では確認できなかった。文法面では,徳島方言の特徴の1つである文末詞「デ」「ジェ」「ジョ」が確認された。原因・理由の接続助詞「から」は「ケン」の使用が多数を占め,逆接を表す接続助詞「けれども」は,ケンドの使用が目立った。語彙面においては, 『日葡辞書』にみられるような,伝統的語彙を数多く残していた。
掲載誌名
阿波学会紀要
ISSN
13406523
cat書誌ID
AA11456190
出版者
阿波学会|徳島県立図書館
61
開始ページ
149
終了ページ
160
発行日
2017-03-01
フルテキストファイル
言語
jpn
著者版フラグ
出版社版
部局
総合科学系