ID | 111666 |
著者 |
福岡, 佑子
徳島大学
|
キーワード | 日本語教育
第二言語不安
発話不安
|
資料タイプ |
紀要論文
|
抄録 | 第二言語学習過程において学習者が感じる不安には、複雑かつ多岐にわたる要因が影響すると考えられている。本稿では第二言語学習者が目標言語の発話時に感じる不安や緊張を「発話に対する抵抗感」と定義し、日本語学習者の発話不安に焦点をあてる。調査は中国の大学の日本語専攻学習者に対象を絞り、学習者の日本語発話に対する抵抗感の形成要因を明らかにする目的で20名に日本語の発話に関する半構造化インタビューを行った。分析結果からは従来指摘されてきた第二言語不安の形成要因に加え、「対話者要因」、そして学習者要因の「習慣化」が学習者の日本語発話に対する抵抗感に影響していることが明らかになった。その後日本の大学とのスカイプ交流を2か月間行い、再度学習者に対して半構造化インタビューを行い、日本語発話に対する抵抗感の変化を観察した。
|
掲載誌名 |
国際センター紀要・年報
|
ISSN | 21862850
|
cat書誌ID | AA12578127
|
出版者 | 徳島大学国際センター
|
巻 | 2016
|
開始ページ | 18
|
終了ページ | 28
|
並び順 | 18
|
発行日 | 2017-03-31
|
フルテキストファイル | |
言語 |
jpn
|
著者版フラグ |
出版社版
|
部局 |
国際センター
|